ポートフォリオ理論で、脱投資初心者⁉
ポートフォリオ理論とは、ノーベル賞を受賞した投資戦略です。
基本的な考え方は、分散投資ですが、ただ分散投資すればいいというものではなく、分散した投資先の値動きの癖を利用して、より効率的にリスクをコントロールしようという技術です。
2つの資産の値動きの違いを説明するのに相関係数という言葉があります。
相関係数とは、Aという資産が上昇した時、Bという資産はどっちへ動く性質があるのかということを統計的調べた数値です。
例えばAが上昇した時、Bも一緒に上昇する場合、相関係数は1。
逆に、Aが上昇した時、Bが下落する場合には、相関係数は-1。
そして、AとBの間の値動きに相関性が見られない、バラバラの動きの時は、0。
という数字で表しています。
つまり、相関係数が-1に近いもの同士を組み合わせて保有することで、リスクを下げる効果が得られるというわけです。
ポートフォリオ理論とは、それを数学的に計算し、もっとも効率的な組み合わせを探すという理論です。
このポートフォリオ理論が脱投資初心者になる理由は。
リスクのコントロール法を覚えるというところです。
①分散投資という手法。
②ただの分散投資ではなく、リスクコントロールをイメージした分散投資。
投資はリスクとどう付き合うかが、最も重要なポイントです。
ほとんどの投資戦略は、リスクコントロール法から生まれたと言えます。
そして、ポートフォリオ理論は理屈がわかれば実行するのは簡単です。
①バランス型の投資信託を買えばいい。
②ロボアドバイザーを利用すればいい。
といったお任せコースが用意されているからです。
ポートフォリオ理論を学んで、脱投資初心者へ‼
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