2017年10月26日 運用レポート
世界の株式市場が好調なため、その流れに乗って株式資産は増加しています。
しかし、債券が不調で下落しています。ただ、債券資産の下落額よりも株式資産の増加額の方が大きいため全体としては増加基調です。
債券にはETFを通して投資しています。投資してる債券ETFは外国債券ですが、為替ヘッジありのものを使用しています。
先月のレポートと重なる話になってしまいますが、外国債券投資には、為替ヘッジを行ったほうのが、リスクとリターンのバランスが良くなるという性質があります。
例えば、ここ数年をみるとドル/円は、金融危機などの市場での問題が起こると円高に動くという傾向がみられます。その為、株式市場等がクラッシュした時のリスクヘッジとしての機能を債券に期待しているわけですが、外国債券の場合、その機能よりも為替変動の方が多くなり、いざという時のリスクヘッジに使えなくなることが多いためです。
今後株式市場が、まだまだ上昇するとしても、おそらく現状のポートフォリオをいじらず放置する感じで行くのではないかと思います。
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