投資で失敗することを避ける必要はない?
「何をするにせよ、失敗はしたくない。」
凄くよくわかります。
ですが、少なくとも投資に関しては、失敗はするべきだと考えています。
投資は不確実性と付き合っていくことを避けられません。
不確実性とは、「何が起こるかわからない?」「想定外のことが起こる?」ことです。
想定外のことが起こってしまえば、当然失敗します。
つまり、失敗をしたくなくても、投資をしていれば必ず失敗することになるわけです。
だったら、失敗をさけようとすること自体が間違っているわけです。
できれば、早いうちから失敗したという経験を積むことが一番だと思います。
そして、失敗して、次は失敗しないようにを考えるよりも。
失敗した時に、自分がどう感じたか、どう考えたかを覚えておきましょう。
失敗を繰り返さないようにどうしたらいいのかを必死に考えても、投資とは不確実性の世界ですから、また必ず失敗するものです。
あの偉大な投資家ウォーレン・バフェットだって失敗を繰り返しています。
むしろ大切なことは、失敗した時にどう対処したらいいのか?、早い段階で失敗だと気づくにはどうしたらいいのか?です。
この辺の感覚や勘は、経験によって培われるものだと思います。
だからこそ、失敗は無理に回避しようとするものではなく、むしろ好んで受け入れていくべきものなのです。
そんなことを繰り返している間に、いつか失敗を失敗だと思わなくなる時が来るのではないかと思います。
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