ボラリティってなに?
「ボラリティが高い?」って聞きますよね。
ボラリティとは、資産価格の変動の激しさを表すパラメータのことを言います。
変動の激しさってどういうこと?
例えば、株式投資と債券投資で比較してみて、株式の価格は1日に数%程度上下に動いているけれど、債券の価格は0.数%しか動いていないといった場合には、株式の方が債券よりもボラリティが大きいと言われる感じです。
ボラリティが大きいほどリスクが大きい投資先とも言われています。
ただ、ボラリティには一定の癖があって。
下落相場はボラリティが大きくなりやすい傾向にあります。
つまり下落相場は、一気に下落するってことですが。
この習性を利用したのが、VIインデックス(ボラリティインデックス)を利用した投資法です。
株式相場が下落相場に入ったときというのは、ボラリティが上昇するときでもありますから、VIインデックスは大きく上昇します。
この値動きを利用して、暴落時に資産全体の価格下落を軽減するために株式投資と一緒にVIインデックスに連動する資産を保有したりするわけです。
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